CA工法協会
まくらぎ補修工法
六角ボルトにて固定していた締結装置の支持力が、経年劣化によって埋込栓本体が破損して締結できない箇所において、新しい埋込栓に交換する補修工法です。
埋込栓とまくらぎとの高い固着性能を有する、フィルムチューブ型のカプセル型固着剤です。
※削孔深さは、使用埋込栓の全長により異なります。
削孔ドリルで所定寸法(ボルト寸法)の削孔を行い、埋込栓を取り除きます。
掃除機、ブロア、専用ブラシ等で穴内の清掃を行います。
まくらぎ内の水抜き穴のシールを行い、けい砂等で高さ調整を行います。
カプセルの樹脂を穴内に注入し、撹拌ドリルにて5秒程度撹拌します。
埋込栓付きボルトを半回転させ、埋込栓ボルトをハンマーにて打込み、所定の位置に合わせます。
硬化養生後、締結ボルトを抜き取り、締結装置をセットし締結します。 (養生時間30分)
下記、施工工具については同等品で施工して下さい。
・埋込栓交換工法の取扱説明書(PDF参照)
・安全データシート(RM-36BHN)(PDF参照)
・安全データシート(RM-42BHN)(PDF参照)